ショーペンハウアー協会関西地区会員および非会員の皆様


第21回 ショーペンハウアー協会関西地区研究会のお知らせ


第1部・提題と討論「哲学から21世紀への提言」
          提題と討論司会:関西学院大学教授 鎌田 康男
 第21回関西地区研究会は、21世紀最初の研究会となります。20世紀には、哲学の終焉が叫ばれ、日本でもバブル経済の隆盛とともに、社会からも大学からも「哲学」の名が消えて行きました。しかし、21世紀に移行した現代は、それまでに予想されなかった様々な問題に直面し、これまでの常識の再検討が求められ、時代を導く新たな思考が問われています。基本理念と総合知の学問である(と考えられてきた)哲学はいま、どのような答えを提示することができるのでしょうか。この問いは、哲学研究者だけではなく、21世紀に足を踏み入れた私たちすべてに向かって投げかけられています。そこで今回の関西地区研究会では、レクチャーに代えて「哲学から21世紀への提言」という題で、21世紀に果たす哲学の役割についてともに考えてみたいと思います。


第2部・輪読会『意志と表象としての世界(正編)』(第一巻第7節途中より)
          輪読会司会:関西大学大学院 酒井 剛



日時 1月20日(土) 午後5時30分〜7時30分

場所 大阪梅田・阪急グランドビル19階・関西文化サロン(06-6316-1577)

参加費(会場費、通信費等) 1000円(学生・大学院生 500円)


 提題に続いて、研究会に参加する皆さんのご意見を求めますので、発表希望者は、2分〜5分程度のショート・プレゼンテーション(スピーチ)をご用意下さい。内容は、必ずしもショーペンハウアー哲学の立場に限定しません。

 研究会の後半は、時間にゆとりがあればσ(^^)、『意志と表象としての世界(正編)』(第一巻第×節より)の輪読会を継続します。

 なお、研究会のあと、恒例の新年会を行いますので、ふるってご参加下さい。会費は3000円程度の予定です。
* 会場には『意志と表象としての世界(正編)』の訳書をご持参ください。中央公論社版の『世界の名著 ショーペンハウアー』が現在のところ統一テキストとなりつつありますが、もちろん他の訳書でも構いません。

 会場は開始30分前から入室できます。早めに来室頂いて、雑談、歓談、情報交換にご利用下さい。