日本ショーペンハウアー協会
ニーチェ部会


設立趣意書


1.設立の趣旨
 日本ショーペンハウアー協会は、1988年の設立以来、今日まで地道な活動を続けてきましたが、設立から15年余が経過した現在、いっそうの会の活性化を図るべく、さまざまな企画を計画しているところです。そしてその一環として、このたび「ニーチェ部会」を立ち上げました。当協会は、狭くショーペンハウアーだけを対象とするのではなく、それに関連するさまざまな思想領域をカバーしようというのがそもそもの設立の趣旨でしたので、ニーチェ部会の立ち上げも当然の流れと言えます。

2.ショーペンハウアーとニーチェ
 両者の共通性と差異に関する本当の意味での比較検討はこれまでなされてきたのでしょうか。ニーチェの理解したショーペンハウアーに基づいたショーペンハウアー批判や評価をひたすら再生産し続けることに、どれほどの価値があるのでしょうか。ショーペンハウアー研究者とニーチェ研究者が議論の場を共有することによって、従来の不毛な状況を変えることができるのではないでしょうか。
 また、両者の真の意味での比較は、単に両者の哲学説の比較といった枠を越えて、たとえば意志の否定と肯定といった、近代以降を生きるわれわれにとってまさに切実な問題圏にまで拡大していくはずです。

3.部会員構成
 本協会は哲学だけではなく、文学や芸術など、さまざまな分野の研究者によって構成されています。したがって、当然ながらニーチェ部会にも、研究分野を問わず参加して頂きたいと思います。
 また、本協会は研究者の方以外にも開かれています。ニーチェ部会もその方針を踏襲したいと思います。

4.部会の理念
 一つの話題に多くの時間を割き、徹底的な、しかもざっくばらんな質疑や意見交換のできる、形式的でない、身のある研究会を目指しています。誰も何も話すことがなくなるまで議論する、というのが部会の理念です(実際、たとえばこれまでのところ、個人発表は、平均で発表30分+質疑1時間、最長で発表1時間+質疑2時間といった時間配分です)。

5.活動内容
 セミナーは、現在、個人発表とワークショップによって構成され、年二回行われています。そのうち一回は、十分な時間を確保するために泊まりがけで行っています。

6.成果の発信
 ニーチェ部会員は日本ショーペンハウアー協会会員でもあるわけですから、当然ながら協会の研究誌である『ショーペンハウアー研究』に論文を投稿することができますし、また『ショーペンハウアー研究』の別冊として、「ニーチェ特集号」も随時発行する予定です。

(齋藤智志)
連絡先:ニーチェ部会



開催履歴
第1回ニーチェ・セミナー(2004/05/01)
第2回ニーチェ・セミナー(2004/11/23)
第3回ニーチェ・セミナー(2005/04/30)
第4回ニーチェ・セミナー(2005/11/26)
第5回ニーチェ・セミナー(2006/05/05)
第6回ニーチェ・セミナー(2006/11/25)
第7回ニーチェ・セミナー(2007/04/29)
第8回ニーチェ・セミナー(2007/11/24)
第9回ニーチェ・セミナー(2008/05/04)
第10回ニーチェ・セミナー(2008/11/30)
第11回ニーチェ・セミナー(2009/05/03)
第12回ニーチェ・セミナー(2009/11/29)
第13回ニーチェ・セミナー(2010/05/03)
第14回ニーチェ・セミナー(2010/11/28)
第15回ニーチェ・セミナー(2011/04/30)
第16回ニーチェ・セミナー(2011/12/04)
第17回ニーチェ・セミナー(2012/05/03)
第18回ニーチェ・セミナー(2012/12/09)
第19回ニーチェ・セミナー(2013/05/03)
第20回ニーチェ・セミナー(2013/12/01)
第21回ニーチェ・セミナー(2014/05/03)
第22回ニーチェ・セミナー(2014/11/30)
第23回ニーチェ・セミナー(2015/05/02)
第24回ニーチェ・セミナー(2015/11/29)
第25回ニーチェ・セミナー(2016/04/30)
第26回ニーチェ・セミナー(2016/11/19)
第27回ニーチェ・セミナー(2017/04/29)



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